認知症を早くみつける!東大生のブログ

認知症の早期診断・早期対応政策を、地方自治体職員の方や議員の方に提案しております。その他、市民団体・認知症関連団体・企業の方と協働して、認知症啓発活動にも取り組んでいます。政策企画やマニフェスト作成、議会質問、各種啓発活動のご相談はお気軽にinfo@policym.orgまで。NPO法人政策会議が活動母体です。

「学生ロビイング」が政治を変える! ~東大認知症政策チームが活動する理由~

「なぜロビイングをしているんだろう?」
「なんで学生がやっているんだろう?」

私たちの活動ブログをご覧になる方のなかには、そもそもこのような疑問を抱かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
現代の日本の政治において、ロビイングという行為が持つ意味とは何なのか。
それに大学生が取り組む意義とは何なのか。
今回は、私たち東大認知症政策チームの活動背景についてお話しようと思います。

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 私たちが認知症というテーマに注目するのとはまた違った理由で、私たちは学生ロビイング(student lobby)という活動に意義を見出しています。学生ロビイングを通して「こういう社会をつくりたい」という理想を実現したいのです。

その理想とは、一言で言えば、「大学を中心としたボトムアップ式問題解決社会の実現」です。 

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人生を輝かせるヒントは彼女が教えてくれた ~日本発の認知症ドキュメンタリー映画「僕がジョンと呼ばれるまで」上映会を開催しました~

3月22日(日)、認知症啓発運動として、早稲田商店会・アトム通貨実行委員会との共催で「映画"僕がジョンと呼ばれるまで"上映会」を開催しました。

早稲田・高田馬場の地域住民の方を対象として開催した本企画は、認知症政策の要とも言える「地域ネットワーク」の土台づくりの施策の一つとして、「地域住民に対して、広く認知症への理解を深められるような啓発運動を実施したい」という思いから実現しました。
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(画像引用元:http://www.slow-cinema.com/

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【ご報告】NPO法人政策会議として登記しました。

私たちの活動を応援してくださっている皆さまへ

いつも当ブログをご覧いただき、そして、私たちの活動を気にかけてくださり、本当にありがとうございます。

私たち東大認知症政策チームは、今後の活動における継続性の担保と更なる拡大のため、3月16日付けで特定非営利活動法人 政策会議」として登記いたしました。
今後は、この法人格を活かしながら、より幅広い活動を展開していきます。

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この「NPO法人政策会議」は、定款上の目的を以下のように掲げております。

「政府・地方自治体に対して、諸分野における政策の企画、立案及び推進過程における支援事業、行政効率化を目的とした各種システムの構築及び提供事業、地方議会・国会議員に対する議会質問に関する情報支援事業を行うことにより、日本社会の公益増進に寄与すること」

この活動目的に則り、今後の東大認知症政策チームの活動は「NPO法人政策会議の認知症政策事業」と位置づけて、推進していくこととなります(運営の実情・体制は特に変わりません)。

■活動近況

私たちはこれまで、地方自治体に対する政策提言や議会議員向けの政策研修などをおこなってきましたが、現在は、それらに加えて、早稲田商店会と提携した認知症映画上映会/啓発運動、中学校を対象した認知症啓発出前授業、地域ネットワーキング政策を中心に、地方自治体と提携した認知症政策の調査研究事業計画策定など、より広い領域で活動しています。

NPO法人設立を新たな出発点と捉え、今まで以上に真摯に、実直に、よりよい認知症政策の実現に向けて邁進していきます。

今後も、東大認知症政策チーム、そして特定非営利活動法人政策会議をどうぞよろしくお願いいたします。

平成26年3月21日 
東大認知症政策チーム 一同